表示領域を決めて、text-overflowを使う
text-overflowを使うと、widthで指定した表示領域からはみ出した文字列を「…」で省略することができます。
text-overflowを使った例
どこまでも広がる空に光がさして、地球の最後の日になって欲望のタガが外れたら、アダムとイヴになれる。タフにこの世を生きる為に必要なもの、ちょっとぐらいの絶望も長い目で見りゃ極上のスパイスを味わえるoh yes
HTML
<p class="ellipsis">どこまでも広がる空に光がさして、地球の最後の日になって欲望のタガが外れたら、アダムとイヴになれる。タフにこの世を生きる為に必要なもの、ちょっとぐらいの絶望も長い目で見りゃ極上のスパイスを味わえるoh yes</p>
CSS
.ellipsis { padding: 10px; width: 474px; border: 1px solid #A7D5CC; background: #C7F4E8; overflow: hidden; white-space: nowrap; text-overflow: ellipsis; -webkit-text-overflow: ellipsis; /* Safari */ -o-text-overflow: ellipsis; /* Opera */ }
さらに、「…」をなしにすることも可能です。
省略記号「…」を付けずに文字列を省略
どこまでも広がる空に光がさして、地球の最後の日になって欲望のタガが外れたら、アダムとイヴになれる。タフにこの世を生きる為に必要なもの、ちょっとぐらいの絶望も長い目で見りゃ極上のスパイスを味わえるoh yes
.clip { padding: 10px; width: 474px; border: 1px solid #D3CB93; background: #F2F1A9; overflow: hidden; white-space: nowrap; text-overflow: clip; -webkit-text-overflow: clip; /* Safari */ -o-text-overflow: clip; /* Opera */ }
ブログ記事の抜粋などでよく見かける、文字数を制限して省略記号「…」を付ける方法ですが
大体の場合、設計の段階でPHP等で文字数を決めておくことが多いと思います。
実際にこの方法を使う場面は限られているかな、とは思いますが
わたしは以下のような場面でtext-overflowを使っています。
・半角と全角が混在する抜粋文で、文字数での制限だと長さがまちまちになってしまうとき
・動的に変化する表示領域にフィットさせたいとき
・複数箇所に抜粋文を表示させたいけれど、いちいちPHPを書くのが面倒なとき
他にもJQueryを使った方法なんかもあるようですが、
cssだけでシンプルに完結するので、気に入っています。
参考:Developers.IO http://dev.classmethod.jp/ria/string-replace-css-and-jquery/